経営上の問題とあるべき姿は、おぼろげな状態がほとんど

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私が経営者とビジネス的な話をする際には、主に過去と現状の話を聞いた後に、未来志向で話すことが多いです。
この過去~未来までの話は、多少が手順が前後することはあれど、以下の手順で整理していきます。

  1. 経営上の問題点を明確化し
  2. 理想の姿(あるべき姿)を定義し
  3. そのギャップを解消する課題に落とし込む

そのことは、以前のブログ記事「経営上の課題を設定する」でも書かせていただきました。

経営上の課題を設定する

経営上の問題とあるべき姿は、おぼろげな状態がほとんど

しかし、この「経営上の問題・あるべき姿・課題」のツールの使い方には気をつけるべき点があります。

「経営上の問題・あるべき姿・課題」を図にすると、一見このような図になると感じます。

 

しかし、実際に経営者とヒアリングをすると、以下の図になることがほどんどです。

 

上の図と下の図の違いは、現状とあるべき姿が破線になっていることです。
破線の意味は、「なんとなく考えているけど…」のように、経営者の頭の中にはあるけど、整理されていない、言語化されていないような状態です。
逆に実線の意味は、整理され、明確化されている状態です。

このことを知っておくと、「破線状態から実線に変えてから作業を進めよう」という意識づけができ、結果として、課題抽出までの時間が短縮化されます。

実際に「破線状態から実線に変える」作業は難しいことですが、意識づけをシッカリとして、今後の活動をしていきたいですね。

(中小企業診断士 布能弘一)

 

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// 執筆後記

中小企業診断士というのは、比較的、勉強会や交流会が多い資格だと感じます。
そのためか、男性/女性、年齢層、バックボーン、独立/企業内など、ものすごく幅広い方々と知り合う機会があります。
このことは、とても刺激的なことなのですが、一方で、幅広いゆえに考え方の違いも大きいのだと最近感じています。
比較的、多様性を受け入れるようにしているので、自分と考えが違うからといって否定することはあまりありませんが、ときどき、違和感を覚える人に会うこともあります。
言葉はごく表面的な情報伝達の手段であり、深層部分はわかりませんが、年齢やバックボーンの違いゆえ、こちらにないものを推し量るのが難しいこともあるのだと感じる今日この頃です。

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