内面にもつ基準の重要性

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最近、私自身も再認識させられていますが、内面にもつ基準の重要性を強く感じています。

内面の定義は、個人としては信念や将来的なイメージ、企業としては経営理念やビジョンなどです。

景気や他者の動向などの刺激に対し、自動的に反応することもありますが、そうでない場合もあります。

「刺激に対して反応する」という考え方があります。

実際には、何度も繰り返して習慣化したものでない限り、一度は意思決定というフェーズが挟まるはずです。
意思決定をするということは、何らかの基準をもとに、比較し、選択し、決断し、意思決定しているハズです。

 

外部からの刺激が、あまり重要度の高くない場合には、意思決定の失敗が大きな影響を起こすことはありません。
しかし、重要度が高くなるほど、意思決定は慎重にならざるを得なくなります。

この際に大切なのは基準です。
基準が、「曖昧である」「忘れられている」「一貫性がない」「共有されていない」「(周囲の)合意を得ていない」などの状況では、継続的で高品質な反応がでないのは明白です。
逆に言えば、基準がしっかりしているほど、ハイパフォーマンスが期待できます。

重要度が高い経営上の基準となりうるのは「経営理念」「ビジョン」「中長期の経営目標」「社風」「法規制」などです。
更に、従業員の基準は、「部課の目標」「目標管理で設定した目標」「教育目標」「人事考課の設定」「インフォーマル・グループ(自然発生的に生まれる人間関係)」などが対象となります。
しかし、従業員の基準は、インフォーマル・グループなどを除けば経営上の基準からトップダウンで決められる場合も多いです。

実際には、経営理念・ビジョン・中長期の経営目標などが「作られていない」、「共有されていない」、「社長からの一方通行」などで形骸化しており、成り行き管理になっている場合も多くみられます。
特に、多くの決断を行う経営者の基準がシッカリとしていない場合、風が吹くたびに揺らいでしまい、将来に対する不透明感が増し、従業員は不安感をぬぐえません。

一度、基準となるを見直すことで、今後のパフォーマンスを上げたいですね。

(中小企業診断士 布能弘一)

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