行動の方向をコントロールする

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先日、とても面白い書籍「選択理論を学校に」を紹介いただきました。
ちなみに、選択理論については、この本で初めて知ることになりました。

行動を車に例えた全行動

選択理論では、行動を「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素に分解しています。そして、それぞれは互いに不可分だとしています。
更に、行動を下図のように車の車輪に見立て、前輪に「行為」「思考」、後輪に「感情」「生理反応」を設定しています。
このことを全行動と呼ぶそうです。
後輪である「感情」「生理反応」は自分自身でコントロールしにくい一方で、前輪の「行為」「思考」は後輪と比べるとコントロールしやすいので、望む未来に向けて行動する際には、後輪ではなく、前輪をコントロールしよう、ということです。

 

私自身の経験に照らし合わせても、「眠い・疲れた(生理反応)」や、「あの人の言い分でカチンときた(感情)」、「これは面白くないのでやりたくない(感情)」などの生理反応や感情が生じると、回避するのは至難の業です。
これらの生理反応や感情に流されると、望まない未来へと進んでしまうことがほとんどです。
一方で、「眠いが、この仕事が終われば安心して眠れる(思考)」や、「あの人は酔って見境がなくなっているので聞き逃そう(思考)」、「これは面白くないからさっさとやってしまおう(行為)」という風にコントロールもできます。
生理反応や感情に流されず、思考や行為を活用すると、望まない未来へと進む可能性は極力減ります。

ちなみに上の話は、

 ①生理反応・感情が発生したときに、
→②思考や行為を使い(使わず)
→③望む未来(望まない未来)が得られた。

という順番をたどっていますが、逆説的に

 ①望む未来を描き
→②望む未来を作り出す、思考や行為を使い、
→③生理反応・感情を制御する

という手順で見ることもできます。
下のように考えると、経営コンサルタントの考え方に近いですよね。

この本では、学校・生徒・親・教師・という登場人物が出てきますが、教師を経営コンサルタント、生徒を支援先と置き換えても使うことができそうです。
良い本を紹介していただけましたので、ご紹介までに。

(中小企業診断士 布能弘一)

 

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