起業したばかりの決断について考える

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中小企業診断士の布能です。

経営者にとって「決断」は、いつまでもついて回る言葉です。特に、起業したばかりの私にとっても、毎日のように決断に追われています。

でも、決断するって難しいのですよね。情報が少ない中、新たな機会や問題がでたときに、短い時間の中で「これは、やるべきか?」「すぐやるべきか、あとでやるべきか?」などの判断を求められます。

ところで、決断する時に「決断しやすいとき」と「決断しにくいとき」がありませんか?最近の私の状況から、ざっと書き出してみます。

◆決断しやすいとき

  • 仕事の納期が迫っていたとき。
  • 以前から問題視していた解決策に対するセミナー案内が来たとき。
  • 以前から、スケジューリングされていた優先順位の高い案件であるとき。
  • 良い仕事が回ってきたとき。

 

◆決断しづらいとき

  • 予定外の申し出があったとき。
  • 優先順位が同じ位の2つの案件が同時発生したとき。
  • 今後のスケジュールが立て込んでいるとき、不鮮明なとき、に新たな案件が申し込まれたとき。
  • やる価値はあるけど、先行きが見えない案件が紹介されたとき。
  • やることが見えないとき

ここから、2つのことが言えると思います。

  • 決断しやすいものは、やること・締め切りが決まっている、優先順位が高いもの。
  • 決断しにくいものは、やること・納期が決まっていない、優先順位が同レベルのこと、想定外のこと(≒優先順位が決まっていない)。

ある程度見通しが立っていれば、決断できるということです。では、どうすればよいのでしょうか?中小企業診断士の私としては、「経営計画」を立てることが、その解決策の一つだと考えています。経営計画をザックリと言ってしまえば、「企業としてやりたいこと」「現状の把握」「問題点・課題の抽出とその解決策の提示」「今後のアクション・スケジュール」などからなっています。少し時間が掛かりますが、経営計画を作ることで、「やること・締め切り・優先順位」が固まり、決断がし易くなります。とはいえ、未来予想を含む経営計画は、万全な計画が作れるわけではありません。それどころか、足りないものや、修正すべきところなどがある、不完全な物しか作れません。このため、経営計画は常に修正を加えていくべきです。

一方で、決断がしにくいときです。その対策として、新たな案件が入った時は、①経営計画を見直せる場合は、見直してから考える、②経営計画に書くにも至らない小さな案件は、気分に従う、決断を後回しにする、などの決断をします。②は、「そんなのでいいの?」と思うかもしれませんが、それは何年も見直す計画に書くにも値しない案件で、優先順位が低いということです。また、決断を後回しにするということは、直感的に経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)や時間が不足していると感じています。そんな時は、少し間を置いた方が、良い決断ができることが多いです。

あと、決断する際に最も重要なのは、「どんな決断にも失敗はない」と考えることです。大抵の場合、あとで振り返ってみれば、「やって良かった/やらなかくて良かった/そんなことに悩んでいたっけ?」の3つのどれかに該当します。「やらなければよかった」ということは、稀です。

決断するという事は、ある意味で、「清水の舞台から飛び降りる」と同義です。

ですが、自分の中で、基準を明確化すれば、決断に迷う機会を減らすことができます。「基準の明確化」こそ、決断力を高める最善の方法です

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