中小企業診断士二次試験について考える(その1)

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こんばんは、中小企業診断士の布能です。

あと2週間足らずの2016年10月23日に、今年度の中小企業診断士の二次試験が開始されます。
二次試験に苦しんだ私としては、色々と思い入れがあります。
このため二次試験が終了するまでの間、二次試験絡みの投稿が多くなると思います。

本記事の中核

この時期の勉強方法は、
「①これまでの勉強内容を信じ、②油断も慢心せず、③諦めず、④地道に勉強を続ける。」
これに尽きると思います。

①これまでの勉強を信じる

二次試験を初めて受ける方はもとより、何年も受験している方でも、この時期は焦ります。

例えば「もっと効率の良い勉強方法があるのでは?」という想いがどうしてもでてしまいます。しかし、新たなスタイルを身に着けるのには時間が掛かります。残り2週間では、付け焼刃になるだけです。

また、二次試験は、予備校ごと、先生ごと、勉強会ごと、に勉強スタイルが異なります。このため、「幾つかの勉強方法を混ぜて、最適化したものを自分のプロセスにしたい」という想いもあります。ところが、個々の教えは既に最適化されているので、新たに混ぜると最適化どころか、劇薬に変わりかねません。何処かで「二次試験は異種格闘技戦である」という記事を読んだことがありますが、ある意味で、その通りだと思います。

色々と焦るとは思いますが、残り2週間は、これまで勉強してきたことを信じ、シッカリと身に着ける時間に充ててください。
そして、本番は「本番に最適な対応をする」ではなく、「勉強したことを信じて、学んできたものを置いてくる」というつもりで迎えたいです。
そしてそれが最善です。

P.S.
とある活動で、受験者指導を行うこともありますが、私個人の指針としては、9月後半からは誰にも、指摘をしないようにしています。
※決して怠けている訳ではありませんよ、はい。

②油断も慢心もせず

なまじ模試や演習で成績が良いや、受験歴が長い人は、無意識に「油断」や「慢心」をしてしまうことがあります。
これは、人である以上、ある意味で仕方がありません。
しかし、この時期はものすごく伸びる時期です。そして、一瞬のタッチの差でアウトということもザラにあります。
「油断」や「慢心」をしやすい状態の人は、意識的にこの状態を回避することが重要です。

③諦めず

上記にも書きましたが、この時期はものすごく伸びる時期です。
今年初挑戦の人も、何年も受験歴がある人でも、この時期伸びる人は多いです。
このため、残り2週間で別人のように成績が伸びる可能性や、ミスを激減させる可能性があります。
特に論述問題は、ふとした気がつきにより、ガラリと成績が良くなる事があります。
逆にあきらめた人には、そのような機会は訪れません。

④地道に勉強を続ける。

意外と「残り2週間だから、多少無理してでも勉強するはずさ」と考えている人は多いと思います。
しかし、実のところ2週間勉強し続けるのは、非常に困難なことです。
この時期には、急な出張やトラブルの発生、家庭内の面倒ごとの発生など、予期せぬトラブルが発生することが多いです。
逆に時間を確保できる人でも、2週間勉強し続けるというのはストレスが溜まり、息継ぎをしたくなったりします。

しかし、勉強しない日だけは作らないでください。
どうしても勉強できない日ができてしまうのであれば、その日以外を除いて、勉強を続けてください。

この時期となっては、「地道に勉強を続ける」ことが、最後の扉を開くカギです。

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